当メディアはZenken株式会社が制作・運営し、一部のコンテンツはジャパン マリンユナイテッド株式会社のスポンサー提供のもと制作されています。
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ジャパン マリンユナイテッドで、機関プラントの設計を担当しているM.Tさんに機械工学での学びが活かされる場面や造船業界を選んだ理由を、お聞きしました。

機械工学部出身のM.Tさんが選んだ就職先は、船の心臓部ともいえる機関プラントの設計という仕事。「最終形態まで完成品を作ってお客さんに渡したい」という思いが、造船という選択につながったといいます。
そんなM.Tさんに、造船業界の設計職とはどんな仕事をしているのか、お話を聞いてみました。
航空宇宙工学の専攻でしたので、就職活動では航空機や鉄道車両も見ていました。ただ、航空系は国内で完成品をたくさん作っている会社がなかなかなくて。
造船は長い歴史があり、年間30隻程度を鉄板1枚から完成品まで全部やれる産業だという点が魅力でした。機械系の学生の中には細かい部品を極める人もいますが、私はとにかく最終形態まで完成品を作ってお客さんに渡したかったんです。
完成品を作れるという期待通りの魅力はもちろんですが、「海上試運転」という試験があって、設計者も実際に船に乗り込んで1週間ほど海の上で走らせることができるんです。
自分が設計した製品が実際に動いているのを体感できて、さらに船上でお客さんと直接お話しできる機会にもなります。自動車のような大量生産ではなく、お客さんとすり合わせながら1隻1隻作っていくのが造船の特徴で、そこが面白いところだと感じています。
機関室の設計を担当しています。エンジンを動かすための燃料などの液体を送るので流体力学が必要ですし、熱が発生するので熱力学・伝熱工学も使います。最後はシャフトを回すので機械力学・材料力学も必要で、まさに4大力学をすべて使う仕事です。最近は薬品を使ったり電気系も絡んだりと、どんどん幅が広がっています。
会議がとくに多いわけではなく、「この日までにこの図面を出す・この検討を終わらせる」という締め切りに向けて動く感じです。図面を描いたり計算したりしながら、分からない部分は社内の関係者に聞きに行ったり、メール・電話で調整したりと、自分でペースを作りながら進めていきます。
教科書を引っ張り出すというより、社内のマニュアルやルールブックに則って仕事を進めます。ただ、その内容を理解する過程で「これの根っこにあるのはあの数式だ」「この変数が2倍になると結果は4倍になる」といった判断が素早くできるのは、大学での基礎学習のおかげだと感じます。
メーカーさんから「この制限があるのでできません」と言われたとき、本当かどうかを自分で理解してお客さんに説明できるかどうかも求められます。そういう場面でも、基礎知識があるとぐっと楽になります。
4大力学の基礎は本当によく使います。配管の直径を決めるときの流速計算、熱の収支、シャフトの強度・振動解析など、機器ごとに担当が分かれていますが、どの領域でも共通して数式の理解が土台になっています。造船系の学部出身でなく普通の機械系でも、十分活躍できます。
印象に残るのは、やはりトラブルがあった時ですね。「来月お客さんに渡さなきゃいけないのに、どうするんだ」という状況で、みんなで集まって原因を追求し、今できることを議論してなんとか引き渡せた時の達成感は格別です。
自分が設計したものが形になって海上試運転で実際に動き、船がお客さんのもとへ出ていく瞬間も、「やっと肩の荷が降りた」という安堵と、次の設計への意欲が同時に湧いてきます。
日本の貿易量の99%以上を船が担っているという意義は強く感じています。ただ直接実感するのは難しい部分もあって、そこで活用しているのが「Marine Traffic(マリントラフィック)」というウェブサービスです。
船には1隻ずつ名前がついていて、その名前を検索すると今どこにいるかがリアルタイムで分かります。「自分が作った船が今スエズ運河を越えている」「ブラジルで荷物を積んでいる」という瞬間に、物づくりの意義を実感できます。一般公開されているサービスなので、ぜひ検索してみてください。
自分でも分からないことがあれば人に聞きに行きますが、反対に「ここを教えてください」と聞かれて、それがうまく伝えられた時にちょっと嬉しくなりますね。社内でもお客さんでも、役に立てたと感じられる瞬間が一番やりがいがあります。
日々勉強という感覚が続いていますが、昔の自分が書いた図面を見返したとき「これはちょっとひどかったな」と分かるようになってきました。先輩の図面を見て「ちゃんと押さえるところを押えている」と気づけるようになったのも、成長の証だと感じています。
大学からの推薦枠があり、OBも多かったことが最初のきっかけでした。ただ、調べていく中で他社が海外へ拠点を移す流れの中、JMUは日本で造船を続けていくという姿勢に強く共感しました。IHIやJFEといった重工系のバックグラウンドがあり、長い歴史と確かな存在感があることも決め手のひとつです。
個性的な人が多いかもしれません(笑)。ただ、大人数で1隻の船を作り上げる仕事なので、コミュニケーションをしっかり取れる人・気配りができる人が多く、入社した自分にとってとても助かりました。1人で黙々とというよりは、チームで動くことを大切にしている職場だと感じています。
社会的に意義のある仕事ができているというのはもちろんですが、一番は「人に恵まれた」という実感があることです。何をするかも大事ですが、誰と働くかは仕事の満足度に直結しますよね。その点、本当に良かったと思っています。
「この設計でいいんだ」と思ってもらえるような、信頼される設計者になりたいと思っています。「あの人に聞けば何でも教えてもらえる」と頼られる存在を目指しながら、日々取り組んでいます。
私は造船系の学部出身でもなければ、造船を専攻していた大学でもありません。普通の機械系の学部でしたが、そこで学んだ4大力学の知識は、現場で本当に活きています。完璧に覚えておく必要はないですが、基礎を理解しておくと、仕事での理解スピードが格段に変わります。
船は全長300mを超える大きな乗り物ですが、設計する部品は100分の何mmという精緻な世界です。スケールが大きくて、かつ作り込む楽しさもある。そんな仕事は造船ならではだと思います。さらに船には1隻ずつ名前がついて、自分が作った船が世界中の海を走っているのをリアルタイムで追えるのも、この仕事の醍醐味のひとつです。
機械工学で学んだことを活かして、世界に一隻だけの船づくりに関わってみませんか。少しでも興味があれば、ぜひ造船業界を選択肢に入れてみてください!
【CHECK!】造船業界に就職した先輩に、学生時代どのように就活を進めていたのか話を聞いてみました。
他業界との比較情報もあるため、業界研究中の就活生も必見です。


メディア監修
年間建造数、国内最大・
世界シェア4位※の実績を牽引

商船に限らず、艦船の建造・
メンテナンスを担う
高い技術力と先端技術の開発が強み
ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は、商船だけでなく艦船や官公庁船の建造・メンテナンスまで幅広く担う、日本を代表する造船メーカーです。国内最大級、世界でもトップクラスの建造実績を誇り※、高い技術力と品質で国や社会を支えています。
先端技術の研究開発にも積極的に取り組み、環境対応船や高度な船舶技術の分野で挑戦を続けている点も特徴です。
スケールの大きなものづくりに携わりながら、社会貢献と技術者としての成長を実感できる環境が、JMUにはあります。